問31、当店では、定額資金前渡法(インプレスト・システム)を採用しており、用度係に小口現金として、
30,000円を小切手を振り出して渡した。
週末に、用度係から、通信費2,500円、交通費5,000円、雑費1,300円の支払い報告を
受け直ちに同額の小切手を振り出して補給した。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
小口現金 30,000円
通信費 2,500円
交通費 5,000円
雑 費 1,300円 |
当座預金 30,000円
当座預金 8,800円 |
問32、商品券の精算をし、当店保有の他店商品券50,000円と他店保有の自店商品券65,000円とを
交換して差額を現金で支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
商品券 65,000円 |
他店商品券 50,000円
現 金 15,000円 |
問33 、現金の実際有り高を調べたところ帳簿有高より28,000円不足していたので、現金過不足で
処理していたが、調査の結果20,000円は通信費の記入漏れであることが判明したが、残額は
不明のため、適当な科目に振り替えることにした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
通信費 20,000円
雑 損 8,000円 |
現金過不足 28,000円
|
問34、掛けで販売した商品10個(取得原価@100、売価@150)の内、2個に汚れがあったため
1個当たり50円の値引きをし、3個については品違いのため返品された。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
売 上 550円 |
売掛金 550円 |
問35 、商品35,000円を掛けで仕入れた取引を、借方、貸方ともに誤って53,000円と誤記入して
いたので、正しい金額に修正した。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
買掛金 18,000円 |
仕 入 18,000円 |
問36、得意先から180,000円の送金小切手が送られてきたが、その内容は現時点では不明である。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
現 金 180,000円 |
仮受金 180,000円 |
問37、前期の決算整理で計上した未払利息 15,000円につき、当期首に再振替仕訳を行った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
未払利息 15,000円 |
支払利息 15,000円 |
問38、先月末に得意先から300,000円の送金小切手が送られてきたが、その内容が不明であった
ため仮受金として処理していたが、その内訳が売掛金の回収額250,000円と注文を受けた
商品200,000円に対する内金であることが分かり振替処理をした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仮受金 300,000円
|
売掛金 250,000円
前受金 50,000円 |
問39、前期に貸倒れとして処理した売掛金50,000円のうち、20,000円を
現金で回収した。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
現金 20,000円 |
償却債権取立益 20,000円 |
問40、従業員の出張にあたって、旅費の概算額30,000円を現金で手渡していたが、本日帰社し、
残金5,000円を現金で受け取った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
旅費交通費 25,000円
現 金 5,000円 |
仮払金 30,000円 |
問41、得意先A商店に商品200,000円を売り、代金の内30,000円はすでに受け取っていた
手付金と相殺し、100,000円についてはX商店振り出しのA商店受け取りの約束手形の裏書譲渡を
受け残金は掛けとした。なお、得意先負担の発送運賃2,000円は現金で支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
科 目 |
金 額 |
科 目 |
金 額 |
前受金
受取手形
売掛金
立替金 |
30,000円
100,000円
70,000円
2,000円 |
売 上
現 金 |
200,000円
2,000円 |
問42、期首時点で不用となった備品(取得価額300,000円、減価償却累計額240,000円
耐用年数5年、残存価額:ゼロ、償却方法: 定額法、記帳方法:間接法)を、80,000円で
売却した。代金は、後日受け取ることとした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
科 目 |
金 額 |
科 目 |
金 額 |
備品減価償却累計額
未収金 |
240,000円
80,000円 |
備 品
固定資産売却益 |
300,000円
20,000円 |
問43、得意先A商店振出し、X商店引受けの為替手形500,000円を取引銀行で割り引き、
割引料3,000円を差し引かれ、手取り金が当座預金に振り込まれた。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
当座預金 470,000円
手形売却損 30,000円 |
受取手形 500,000円
|
問44、額面総額3,000,000円のY株式会社社債を額面100円に付き98.50円で購入し、
代金は購入手数料8,300円とともに月末に支払うこととした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
有価証券 2,963,300円 |
未払金 2,963,300円 |
問45.事務所で使用している電気代3,000円と営業用に使用している携帯電話代5,000円が
普通預金口座から引き落とされた。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
水道光熱費 3,000円
通信費 5,000円 |
普通預金 8,000円
|
問46、所有している株式5000株について、同社から配当金領収証30,000円が郵送されてきた。
(解 答)
借方 |
貸方 |
現 金 30,000円 |
受取配当金 30,000円 |
問47、7月1日に取得した備品(取得価額300,000円、耐用年数5年、残存価額:ゼロ、
償却方法: 定額法、記帳方法:間接法)を、決算にあたり減価償却した。
決算(年1回:1月1日から12月31日)
(解 答)
借方 |
貸方 |
減価償却費 30,000円 |
備品減価償却累計額 30,000円 |
問48.決算日において、現金過不足(不足額)13,000円の原因を調査した結果、通信費の支払額
5,000円、配達運賃の支払額10,000円および手数料の受取額3,000円が記帳漏れと
なっていた。残りは原因不明に付き適切な処理を行った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
通信費 5,000円
支払運賃 10,000円
雑 損 1,000円 |
現金過不足 13,000円
受取手数料 3,000円 |
問49、仕入先A商店から商品300,000円を仕入れ、代金の内100,000円はすでに支払っていた
手付金と相殺し、A商店負担の発送運賃2,000円は現金で支払い、残額については手形を振り
出して支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仕入 300,000円 |
前払金 100,000円
現 金 2,000円
支払手形 198,000円 |
問50、当月分の給料200,000円を支給するに際して、前貸ししてあった食事代10,000円と
所得税の源泉徴収額20,000円を差し引き、残金を現金で支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
給料 200,000円 |
立替金 10,000円
所得税預り金 20,000円
現 金 170,000円 |