第1901回から第1910回
|
第1910回
|
食品値上げ 4月は4000品目超 |
第1909回
|
ネットショッピングの状況について (二人以上の世帯)2025年2月分 |
第1908回
|
家計調査(二人以上の世帯)2025年2月分家計収入と消費支出 |
第1907回
|
令和7年度予算(衆議院修正+参議院修正後) |
第1906回
|
労働力調査(基本集計) 2025年(令和7年)2月分結果 |
第1905回
|
2025年4月1日の財産対照表と3月分の消費損益計算書を作りましょう! |
第1904回
|
給与所得控除の概要と人的控除 |
第1903回 |
令和5年度連結財務書類等を作成しました |
第1902回 |
消費者物価指数 東京都区部 2025年3月分2.9%の上昇 |
第1901回
|
国庫歳入歳出状況(令和6年度令和7年1月分) |
第1910回 食品値上げ 4月は4000品目超 |
首都圏ネットワーク
食品値上げ 4月は4000品目超 コメや野菜は?
値上げ理由と見通しは?
ことしの値上げは、これまでに公表されているものだけでも1万1707品目にのぼる見通しで、すでに去年1年間の9割を超える水準に達しています。さらに4月に値上げされる食品は1年半ぶりに4000品目を超えることが民間の調査会社のまとめでわかりました。コメや野菜をはじめ、食品の相次ぐ値上げの状況や見通しについてまとめました。
農林水産省は全国のスーパーおよそ1000店でのコメの平均価格をまとめ、毎週、公表しています。
それによりますと、3月17日から23日までの1週間の平均価格は、5キロあたりの税込みで4197円でした。前の週より25円上昇し、12週連続の値上がりとなりました。
去年(2024年)の同じ時期は5キロあたり2041円で、1年前の2倍を超える高値が続いています。
キャベツとはくさいは平年の2倍を超える高値が続いています。農林水産省が毎週公表しているスーパーなどでの主な野菜の平均価格によりますと、3月24日から26日にかけての調査では、▼キャベツは消費税込みで1キロあたり347円となり、平年の2.2倍になりました。▼はくさいも消費税込みで1キロあたり447円と平年の2.3倍になりました。
これについて農林水産省は冬の間、主な産地で雨が少なく出荷量が減ったことが影響しているとしています。ただ、春に収穫されるものの生育は順調で、価格も徐々に落ち着くとみています。
民間の調査会社「帝国データバンク」が国内の主な食品メーカー195社を対象に行った調査によりますと、4月、値上げされる食品は4225品目にのぼり、2023年10月以来、1年半ぶりに4000品目を超えました。
主な品目では▼みそやドレッシングなど「調味料」が2034品目と最も多く、次いで、▼缶ビールや缶チューハイ、コーヒーなどの「酒類・飲料」が1222品目、▼ハムやソーセージ、冷凍食品などの「加工食品」が659品目などとなっています。
調査会社によりますと、原材料の調達コストの増加に加えて、人件費や物流費の上昇などを値上げの理由にあげるメーカーが多いということで、ことしに入って去年を上回るペースで値上げが続いています。
また、ことし1年間の値上げは、これまでに公表されているものだけでも1万1707品目にのぼる見通しで、すでに去年1年間の実績の9割を超える水準に達しています。
帝国データバンクは「人件費や物流費などのコスト増を要因とする値上げがトレンドとなっていて、少なくとも夏にかけて断続的な値上げラッシュが見込まれる」としています。
総務省が発表した東京23区の3月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合の速報値で2020年を100として109.1となり、去年の同じ月より2.4%上昇しました。上昇率は2月の2.2%から0.2ポイント高くなり、5か月連続で2%台となりました。
3月も食料品の値上がりが続いていて、このうち「米類」は89.6%の上昇と、上昇率は2月から12.1ポイント高くなり、記録が残る1971年以降、6か月連続で過去最高を更新しています。
コメに関連した品目でも▼「おにぎり」が11.8%、▼外食の「すし」が8.7%、それぞれ上昇しています。
また「生鮮食品」は12.9%の上昇で、2月と比べると上昇率は低くなったものの値上がりが続いています。具体的には「キャベツ」が91.2%、「はくさい」が71.7%、「りんご」が19.7%、それぞれ上昇しました。
|
|
第1909回 ネットショッピングの状況について (二人以上の世帯)2025年2月分 |
ネットショッピングの状況について (二人以上の世帯)2025年2月分

全国・地方・都市階級別インターネットを利用した1世帯当たり1か月間の支出(二人以上の世帯)
2025年2月
項 目 |
全国 |
北海道 |
東北 |
地方
関東 |
北陸 |
東海 |
近畿 |
中国 |
四国 |
九州・沖縄 |
世帯数分布(抽出率調整) |
10,000 |
412 |
652 |
3,730 |
395 |
1,180 |
1,672 |
566 |
290 |
1,103 |
集計世帯数 |
19,403 |
906 |
1,557 |
6,646 |
869 |
2,238 |
3,112 |
1,222 |
605 |
2,248 |
世帯人員(人) |
2.88 |
2.70 |
2.96 |
2.87 |
3.01 |
2.95 |
2.85 |
2.89 |
2.79 |
2.90 |
有業人員(人) |
1.51 |
1.40 |
1.59 |
1.51 |
1.64 |
1.56 |
1.45 |
1.49 |
1.47 |
1.52 |
世帯主の年齢(歳) |
61.6 |
60.9 |
61.2 |
61.7 |
60.1 |
61.5 |
62.1 |
61.2 |
62.6 |
61.3 |
インターネットを利用した支出総額(22品目計) |
23,830 |
19,457 |
16,500 |
29,489 |
20,796 |
20,310 |
23,595 |
17,164 |
17,422 |
20,972 |
贈答用 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
51 贈答品 |
518 |
495 |
514 |
608 |
340 |
337 |
541 |
234 |
227 |
666 |
自宅用 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自宅用計 |
23,312 |
18,962 |
15,985 |
28,881 |
20,456 |
19,972 |
23,054 |
16,930 |
17,195 |
20,305 |
52〜54計(食料) |
5,088 |
4,425 |
3,158 |
6,735 |
3,889 |
3,808 |
5,295 |
2,747 |
3,627 |
3,977 |
52 食料品 |
3,623 |
3,014 |
2,109 |
4,793 |
2,928 |
2,887 |
3,789 |
1,901 |
2,619 |
2,721 |
53 飲料 |
854 |
921 |
647 |
1,142 |
602 |
520 |
865 |
575 |
569 |
630 |
54 出前 |
611 |
491 |
401 |
800 |
360 |
400 |
641 |
272 |
438 |
627 |
55 家電 |
1,314 |
1,305 |
679 |
1,689 |
1,682 |
1,269 |
1,072 |
902 |
1,062 |
984 |
56 家具 |
437 |
407 |
307 |
483 |
542 |
253 |
532 |
528 |
370 |
361 |
57〜59計(衣類・履物) |
2,210 |
1,385 |
2,125 |
2,568 |
1,816 |
1,940 |
2,259 |
1,773 |
1,967 |
2,003 |
57 紳士用衣類 |
544 |
225 |
378 |
674 |
487 |
408 |
566 |
528 |
508 |
474 |
58 婦人用衣類 |
1,082 |
842 |
1,073 |
1,243 |
793 |
988 |
1,027 |
856 |
882 |
1,088 |
59 履物・その他の衣類 |
584 |
318 |
674 |
651 |
536 |
544 |
665 |
389 |
576 |
441 |
60〜61計(保健・医療) |
1,018 |
728 |
699 |
1,263 |
1,023 |
800 |
1,041 |
795 |
1,025 |
796 |
60 医薬品 |
247 |
183 |
160 |
311 |
277 |
193 |
233 |
225 |
178 |
207 |
61 健康食品 |
771 |
545 |
539 |
953 |
746 |
607 |
808 |
571 |
847 |
589 |
62 化粧品 |
838 |
623 |
799 |
932 |
783 |
772 |
811 |
914 |
618 |
776 |
63 自動車等関係用品 |
454 |
283 |
372 |
519 |
119 |
332 |
614 |
369 |
629 |
355 |
64 書籍 |
411 |
252 |
374 |
522 |
426 |
309 |
380 |
325 |
348 |
328 |
65 音楽・映像ソフト、パソコン用ソフト、ゲームソフト |
347 |
245 |
340 |
409 |
530 |
342 |
240 |
386 |
209 |
302 |
66〜67計(デジタルコンテンツ) |
505 |
379 |
390 |
658 |
484 |
384 |
489 |
371 |
423 |
357 |
66 電子書籍 |
228 |
179 |
128 |
323 |
202 |
168 |
209 |
126 |
184 |
152 |
67 ダウンロード版の音楽・映像、アプリなど |
277 |
200 |
263 |
335 |
282 |
217 |
279 |
246 |
239 |
205 |
68 保険 |
1,215 |
826 |
935 |
1,313 |
1,061 |
1,230 |
1,182 |
922 |
1,094 |
1,465 |
69〜70計(旅行関係費) |
5,014 |
4,619 |
2,771 |
6,245 |
4,358 |
4,535 |
4,745 |
3,141 |
2,334 |
5,147 |
69 宿泊料、運賃、パック旅行費(インターネット上での決済) |
4,020 |
3,752 |
2,159 |
4,969 |
3,527 |
3,755 |
3,723 |
2,518 |
1,971 |
4,229 |
70 宿泊料、運賃、パック旅行費(上記以外の決済) |
994 |
867 |
612 |
1,275 |
831 |
779 |
1,023 |
623 |
363 |
918 |
71 チケット |
1,184 |
951 |
935 |
1,484 |
978 |
1,110 |
1,284 |
873 |
568 |
730 |
72 上記に当てはまらない商品・サービス |
3,275 |
2,534 |
2,101 |
4,063 |
2,763 |
2,890 |
3,109 |
2,882 |
2,921 |
2,724 |
(参考) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
インターネットを通じて注文をした世帯数 |
10,302 |
421 |
717 |
3,936 |
448 |
1,114 |
1,698 |
586 |
305 |
1,077 |
インターネットを通じて注文をした世帯(1万分比) |
5,494 |
197 |
310 |
2,274 |
209 |
604 |
927 |
281 |
147 |
546 |
インターネットを通じて注文をした世帯当たりの支出総額 |
43,374 |
40,779 |
34,640 |
48,373 |
39,376 |
39,662 |
42,558 |
34,626 |
34,455 |
42,372 |
|
第1908回 家計調査(二人以上の世帯)2025年2月分家計収入と消費支出 |
4/4(金) 8:55配信共同通信
3カ月ぶり2月消費支出マイナス 0.5%減、物価高で食品支出減
総務省が4日発表した2月の家計調査は、1世帯(2人以上)当たりの消費支出が29万511円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.5%減だった。
マイナスは3カ月ぶり。長引く物価高を受け、野菜など食料品への支出が減ったことが響いた。前年の2月はうるう年で1日多かった反動もあった。
うるう年の影響を除いた調整値ベースでは、消費支出は1.8%増だった。
ただ食料品を中心に多くの項目で支出が低調な傾向は変わらず、総務省は消費者の節約志向が続いていると分析している。
支出の項目別では「食料」が4.5%減だった。
価格上昇の影響でトマトやブロッコリーといった野菜への支出が低調だった。
肉類も牛肉や豚肉から、比較的安価な鶏肉に切り替える傾向が続いた。
「被服および履物」も春物の衣服が振るわず12.5%減。
一部地域で豪雪のため外出機会が減ったことも響いたとみられる。
一方で自動車を含む「交通・通信」は4.6%増だった。
認証不正問題に伴う出荷停止の影響が緩和し、新車などの需要が好調だった。 |
総務省(2025年4月4日公表)
家計調査(二人以上の世帯)2025年(令和7年)2月分
|
年平均(前年比 %) |
月次(前年同月比、【 】内は前月比(季節調整値) %) |
2022年 |
2023年 |
2024年 |
2024年11月 |
12月 |
2025年1月 |
2月 |
【二人以上の世帯】
消費支出(実質) |
1.2 |
▲2.6 |
▲1.1 |
▲0.4
【0.4】 |
2.7
【1.6】 |
0.8
【▲4.5】 |
▲0.5
【3.5】 |
【勤労者世帯】
実収入(名目、
< >内は実質) |
2.0
<▲1.0> |
▲1.5
<▲5.1> |
4.6
<1.4> |
4.1
<0.7> |
7.2
<2.9> |
3.5
<▲1.1> |
1.9
<▲2.3> |
≪ポイント≫
消費支出
消費支出(二人以上の世帯)は、 1世帯当たり 290,511円
前年同月比 実質 0.5%の減少 名目 3.8%の増加
前月比(季節調整値) 実質 3.5%の増加
実収入
勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、1世帯当たり 571,993 円
前年同月比 実質 2.3%の減少 名目 1.9%の増加
2025年(令和7年)度収支月次推移表 単位:円
|
2025年(令和7年)度 |
2024年(令和6年)度 |
|
実収入 |
消費支出 |
収支差額 |
実収入 |
消費支出 |
収支差額 |
1月 |
514,877 |
305,521 |
209,356 |
497,383 |
289,467 |
207,916 |
2月 |
571,993 |
290,511 |
281,482 |
561,495 |
279,868 |
281,627 |
3月 |
|
|
|
513,734 |
318,713 |
195,021 |
4月 |
|
|
|
566,457 |
313,300 |
253,157 |
5月 |
|
|
|
500,231 |
290,328 |
209,903 |
6月 |
|
|
|
957,457 |
280,888 |
676,569 |
7月 |
|
|
|
694,483 |
290,931 |
403,552 |
8月 |
|
|
|
574,334 |
297,487 |
276,847 |
9月 |
|
|
|
493,942 |
287,963 |
205,979 |
10月 |
|
|
|
580,675 |
305,819 |
274,856 |
11月 |
|
|
|
514,409 |
295,518 |
218,891 |
12月 |
|
|
|
1,179,295 |
352,633 |
826,662 |
合計 |
|
|
|
7,633,895 |
3,602,915 |
4,030,980 |
平均 |
|
|
|
636,157 |
300,242 |
335,915 |



|
第1906回 労働力調査(基本集計) 2025年(令和7年)2月分結果 |
2025年4月1日公表 総務省
労働力調査(基本集計) 2025年(令和7年)2月分結果
|
年平均 |
月次(季節調整値) |
2022年 |
2023年 |
2024年 |
2024年11月 |
12月 |
2025年1月 |
2月 |
完全失業率 |
2.6% |
2.6% |
2.5% |
2.5% |
2.5% |
2.5% |
2.4% |
<<ポイント>>
(1) 就業者数
就業者数は6768万人。前年同月に比べ40万人の増加。31か月連続の増加
(2) 完全失業者数
完全失業者数は165万人。前年同月に比べ12万人の減少。2か月ぶりの減少
(3) 完全失業率
完全失業率(季節調整値)は2.4%。前月に比べ0.1ポイントの低下



|
第1905回 2025年4月1日の財産対照表と3月分の消費損益計算書を作りましょう! |
2025年4月1日の財産対照表と3月分の消費損益計算書を作りましょう!
2025年4月1日の財産対照表
2025年4月1日度財産対照表
(2025年4月1日現在) (単位:円)
左方(ひだりかた)
|
金 額
|
右方(みぎかた)
|
金 額
|
資産の部
|
|
負債の部
|
|
現 金
|
|
住宅ローン
|
|
カードポイント |
|
その他借入金
|
|
電子マネー |
|
カード未払金
|
|
普通預金
|
|
未払金
|
|
定期性預金
|
|
後払い電子マネー
|
|
その他預金
|
|
その他負債
|
|
土 地
|
|
負債合計
|
|
建 物
|
|
正味財産の部
|
|
マンション
|
|
家族財産
|
|
有価証券
|
|
留保財産
|
|
保険積立金
|
|
当期消費損益
|
|
車 両
|
|
正味財産合計
|
|
売却可能な高額品
|
|
|
|
その他資産
|
|
|
|
現金過不足
|
|
|
|
資 産 合 計
|
|
負債・正味財産合計
|
|
(1) 正味財産の計算
正味財産=資産合計―負債合計
(2)留保財産(あなたが今まで働いて自力で築き上げた財産の金額)の計算
留保財産=正味財産―家族財産
・ 2025年3月1日から3月31日の消費損益計算書
当月度(1日から月末まで)の収入科目と消費科目の合計金額を
科目ごとに記帳します。
累計は3月までの合計金額になります。累計の当期消費損益は、
4月1日の財産対照表の当期消費損益に一致します。
2025年3月度消費損益計算書
(2025年3月1日から3月31日) (単位円)
科 目
|
当 月
|
累 計
|
科 目
|
当 月
|
累 計
|
収入の部
|
金 額
|
金 額
|
特別収入の部
|
金 額
|
金 額
|
給 料
|
|
|
受取利息
|
|
|
賞 与
|
|
|
受取配当金
|
|
|
家族収入
|
|
|
受贈給付金
|
|
|
年金・その他
|
|
|
資産評価益
|
|
|
収入合計
|
|
|
有価証券売却益
|
|
|
消費の部
|
|
|
カードポイント収入 |
|
|
税金等
|
|
|
その他
|
|
|
(所得税)
|
|
|
特別収入合計
|
|
|
(住民税)
|
|
|
特別消費の部
|
|
|
(社会保険料)
|
|
|
住宅ローン支払利息
|
|
|
(その他税金)
|
|
|
その他支払利息
|
|
|
日常生活費
|
|
|
資産評価損
|
|
|
(食料費)
|
|
|
有価証券売却損
|
|
|
(通信費) |
|
|
カードポイント損失 |
|
|
(交通費)
|
|
|
その他
|
|
|
(水道光熱費)
|
|
|
特別消費合計
|
|
|
(新聞図書費
|
|
|
当期消費損益
|
|
|
(消耗品費)
|
|
|
|
|
|
その他生活費
|
|
|
|
|
|
(外食費)
|
|
|
|
|
|
(交際費)
|
|
|
|
|
|
(医療費)
|
|
|
|
|
|
(旅行費)
|
|
|
|
|
|
(教育費)
|
|
|
|
|
|
(衣料費)
|
|
|
|
|
|
消費合計
|
|
|
|
|
|
通常消費損益
|
|
|
|
|
|
通常消費損益=収入合計−消費合計
当期消費損益=収入合計−消費合計+特別収入合計−特別消費合計
(注)1月の場合は、当月金額と累計金額が同じ金額になっています。
(参考)
企業会計原則
一般原則
一 真実性の原則
企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実な報告を提供するもので なければならない。
二 正規の簿記の原則
企業会計は、すべての取引につき、正規の簿記の原則に従って、正確な会計帳簿を 作成しなければならない。
正確な会計帳簿を実現するために、正規の簿記の原則では、 次の3つの要件を満たすことが求められています。
1 網羅性 企業の経済活動のすべてが網羅的に記録されていること
2 立証性 会計記録が検証可能な証拠資料に基づいていること
3 秩序性 すべての会計記録が継続的・組織的に行われていること
四 明瞭性の原則
企業会計は、財務諸表によって、利害関係者に対し必要な会計事実を明瞭に表示し、 企業の状況に関する判断を誤らせないようにしなければならない。
五 継続性の原則 企業会計は、その処理の原則及び手続を毎期継続して適用し、みだりにこれを 変更してはならない
|
第1903回 令和5年度連結財務書類等を作成しました |
令和7年3月28日財務省
令和5年度「連結財務書類」の概要
令和5年度連結財務書類等を作成しました
-
「連結財務書類」は、国(一般会計・特別会計)と、国の業務と関連する事務・事業を行っている
独立行政法人などの財務状況を一体的にわかりやすく開示する観点から「国の財務書類
(一般会計・特別会計)」の参考情報として作成、公表している。
-
令和5年度「連結財務書類」の貸借対照表における「資産合計」は、1,048.9兆円(対前年度末比+86.2兆円)、「負債合計」は1,576.8兆円(対前年度末比+32.3兆円)であり、
「資産・負債差額」は▲527.9兆円(対前年度末比+53.9兆円)となった。
-
国の財務書類(一般会計・特別会計)との比較では、「資産合計」は+270.8兆円、
「負債合計」は+103.0兆円、「資産・負債差額」は+167.9兆円となった。
-
また、予算のPDCAサイクルの取組として、各省庁において作成された「事業別フルコスト情報」
をとりまとめ、ダイジェスト版として公表している。



|
第1901回 国庫歳入歳出状況(令和6年度令和7年1月分) |
令和7年3月19日 財務省
国庫歳入歳出状況(令和6年度令和7年1月分)
1 一般会計
(1)歳入
(2)歳出
2 特別会計
(参考)沖縄振興開発金融公庫等収入支出状況調
(注)本表は、各機関からの通知により記載したものである。
|
|