新・家庭経営ソフト「家庭決算書

       

 

 

             

 

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家庭決算書」 Q & A

 

 

 

 

 

 

   

 

 家庭決算書について

Q

家庭決算書はどのような内容なのですか。

A

家庭決算書は、財産対照表と消費損益計算書という2つの報告書から構成されています。財産対照表は家庭の財産の状態を表すもので、資産、負債と正味財産という内容で構成され、資産は負債と正味財産の合計に一致します。

また、消費損益計算書は、家庭の収入から消費を差し引いて消費損益を計算するものです。
財産対照表と消費損益計算書はバラバラではなく、両者が一体となって構成されており、どちらか一方が欠けてしまうと家庭の経営には役立ちません。

Q

家庭決算書のスタートは、1月からでないとだめでしょうか。

A

そのようなことはありません。購入した月から始めて問題はありません。

ただ、月の途中から始めるのではなく、その月の初めからスタートすることを、お薦めします。また、当社の家庭用会計ソフト「家庭決算書」は、会計期間を給与所得者の計算期間である暦年基準にしたがい、1月1日から12月31日に確定してあります。
したがって、年の途中から開始された場合でも12月31日で決算を迎えることになります。

Q

家庭決算書の作成手順はどのようになっていますか。

A

(1)現時点の資産や負債の内容を示す「はじめの財産対照表」を作成します。 
(2)家庭の消費生活の現金や普通預金などの取引内容を記帳します。
(3)これらのすべての取引を科目ごとに分類、集計します。
(4)科目ごとに分類、集計されたすべての取引を、決算を行い、財産が増減する

ものと、収入、消費が発生、 消滅するものに分けて、家庭決算書を作成します。
(5)決算で作成した財産対照表を、翌年度へ繰り越します。

Q

今年度版のデータは来年度版のデータに継続できますか。

A

できます。家計簿と違って、今年度版の決算後の財産対照表のデータは、来年度版の最初のデータとして継続していきます。さらに、翌年度版へと毎年、毎年、決算後の財産対照表のデータは、継続していくことができます。

また、家庭用会計ソフト「家庭決算書」は、今年度版と来年度版とは別ソフトなので、来年度版への繰越は、今年度版の「年の終わりに」の「来年度の財産対照表」の数字を、来年度版の初期設定で、新たに入力していただくことになります。

Q

家庭決算書は、複式簿記を応用して作られていると書いてありますが、従来の家計簿との一番大きな違いはナンですか。

A

従来の家計簿との一番大きな違いは、計算記録の結果が、毎年、毎年、継続して、つながっていくのか、いかないのかと言う点です。

従来の家計簿のメインテーマは、「節約・貯蓄」「予算と実績の比較・チェック」でした。しかし、この家計簿は単式簿記といわれ、記録した計算結果は1年で終わってしまい、来年にはつながっていきません。また、家計簿では、クレジットカードやインターネットによる取引など複雑な取引に対応できません。
そこで、このような欠点を補うため、複式簿記の考え方を取り入れた新しい家庭経営のツールとして、考え出されたのが、「家庭簿記」(家庭用複式簿記)です。
「家庭簿記」によって作られる「家庭決算書」は、自分達で計算した記録の結果が、1年で終わることはなく、来年へとつながって行きます。

Q

複式簿記と言うと難しそうですが

A

「家庭決算書」を利用するにあたっては、複式簿記や会計の知識をとくに必要としません。
現金や預金などの入出金の金額を入力するだけで、自分たちの家庭の「財産対照表」と「消費損益計算書」が計算されて、家庭経営に役立つようになっています。

Q

家庭経営をしていく上で大切なことは。

A

自分の意思で家庭を経営することです。そのためには、自分達にとって必要な正しい情報を入手することです。情報にはマスコミや友人など外部から得られる情報と自分で作った内部情報があります。家庭決算書は自分で作った、自分達の情報で、この情報を持つことによって家庭生活におけるさまざまな場面で、満足できる管理が可能となるのです。

 

初期設定について

Q

「消費科目名」がすでに設定されていますが、新たに科目設定を追加したり、変更したりできますか。

A

できます。「日常生活費」と「その他生活費」の科目名は、「消費科目の追加・変更」ボタンを操作することで、30科目まで自由に科目名が設定できるようになっています。

Q

「初期設定」で入力する土地、マンションなどの不動産や有価証券の時価評価額は、すべて厳密に計算しないとだめでしょうか。また一部入力漏れがあった場合、あとで訂正はできますか。

A

「初期設定」は、すべて正しく入力することがベストですが、あとで 価額の変更、追加入力など訂正は可能です。まず、現状でわかる金額を 入力してスタートすることをお勧めします。

Q

初期設定はたくさん科目があって、私には難しく思われます。それで、最初の入力は、いま分かる現金と普通預金だけ入力してスタートさせても、問題はないでしょうか。

A

問題はありません。いま分かる財産(たとえば、現金、普通預金、借入金など)を入力してスタートし、あとで分かったものを順次追加計上し、自分たちの財産の内容を充実させていくと良いでしょう。

Q

預金残高がマイナスの場合、初期設定の入力は、どのようにしたら良いでしょうか。

A

初期設定の普通預金の残高がマイナスの場合でも、マイナスの金額のままで入力してください。

 

入力について

Q

お米券や図書カード等の商品券などは、どのように処理したらよいのでしょうか。

A

お米券や図書カード等の商品券は、現金等価物(通貨代用証券)として処理すべきものですが、現金と区分して扱ったほうが管理しやすいと思います。
現在、家庭決算書では、特に区分をしておりませんので、「その他資産」の欄に「商品券」という科目を設定されて、使われるとよいと思います。

(1)   現金500円で商品券を購入した場合

  現金入力で相手科目その他資産(商品券)を選択し、

支出500円を登録します。

(2)   商品券500円分をプレゼントされた場合

振替帳入力で、

左方 商品券 / 右方 その他特別収入 500円

を登録します。

(3)商品券500円で本を購入した場合

振替帳入力で、

左方 新聞図書費 / 右方 商品券 500円

を登録します。

Q

クレジットカードなどで購入した場合、現金還元など、カード会社のポイントが付く場合があります。この場合の処理はどのようにしたらよいのでしょうか。

A

カード会社のポイントの処理

(1)カード会社のポイントが10円分付いた場合

その他資産に「カードポイント」という科目を作ります。

(この場合、会社別に科目を作ることもできます)

振替帳入力で

左方その他資産カードポイント/右方その他特別収入10円

を登録します。

(2)食料品の購入にカード会社のポイント10円分を

利用した場合 

振替帳入力で

左方 食料費 /右方 その他資産カードポイント10円

を登録します。

(3)現金10円を還元した場合

現金入力で

左方 現金 /右方 その他資産カードポイント10円

を登録します。

(4)カード会社のポイントが、期限切れとか会社の都合で

使えなくなった場合

振替帳入力で

左方その他特別損失 / 右方その他資産カードポイント10円

を登録します。

Q

定期預金を解約し、普通預金に入金された場合の処理はどのようにするのでしょうか。

A

定期預金を解約した場合、定期預金の元金部分と利息部分の合計金額が普通預金に振り込まれます。
そこで、2つの普通預金の入金処理が必要です。
1、定期預金の元金部分を普通預金の入金処理(相手科目は

  定期預金)をする

  (仕訳)

左 方       右 方

    (資産)普通預金 / (資産)定期預金
2、利息部分を、受取利息(特別収入)として、普通預金の

入金処理をする

(仕訳)

左 方       右 方

         (資産)普通預金 / (特別収入)受取利息

Q

収入から消費を差し引いた当期消費損益が赤字になってはいけませんか。

A

家庭経営では、当期消費損益が赤字だからといって必ずしも悪いということではありません。例えば、今年の当期消費損益が赤字の場合には、正味財産も同じ金額だけ減少しています。しかし、大切なのは、赤字の原因をはっきり理解することです。たとえ赤字だからといって、お金を消費したことによって得られる満足、すなわち消費満足が高ければ問題はありません。そして、健全な家庭経営を維持し、自分達に合った、バランスの取れたお金の使いかたを研究することが大切なのです。

Q

オークションや古本屋への売却による現金収入の計上方法はどのようにすればよいのでしょうか。

A

消費損益計算書の特別収入のその他特別収入という科目をお使いになるとよいと思います。

左 方        右 方

  (資産)現 金  / (特別収入)その他特別収入
また、オークションや古本屋への売却による収入は、毎日あるものではないので、この科目で処理をし、科目月別残高で、その内容を確認されるとよいと思います。

 

 

「出力」と「分析」について

Q

食料費の内容の分析、たとえば、野菜とか果物に費目別に分けるとか、スーパー、コンビニとかショッピングセンターとかに、購入場所別に分類することはできますか。

A

できます。科目月別残高をクリックし、科目選択から食料費を選択します。
該当する月を選び元帳を開きます。ここで、「CSVへの書き出し」をクリックすることで、エクセルにデータを保存することができます。
このデータを、自分達の目的にあわせて、いろいろと加工することができます。
個人個人、内容を分析する目的は、異なりますので、自分達の目的に合った方法を選択されると良いと思います。

Q

予算実績対照表の財産対照表で毎月の予算を入力しましたが、予算の留保財産の数字が自動計算されません。

A

予算実績対照表の財産対照表の予算の留保財産の数字は計算されないように作られています。
 それは、予算の場合、財産対照表と消費損益計算書の当期消費損益の金額が一致しなくなるためです。

 予算では、消費損益計算書の当期消費損益のほうが必要とされるからです。

Q

食料費、交通費など月別にその推移を知りたいのですが、その方法は、ありますか。

A

あります。家庭決算書をクリックし財産対照表と消費損益計算書の月次選択画面を開きます。ここで、「CSVへの書き出し」をクリックし、エクセルにデータを保存します。そして科目別の推移とか全体の推移とか目的に合った分析が可能になります。

Q

「家庭決算書(消費損益計算書と財産対照表)」は、1カ月間の入力が終わってから見るものでしょうか。

A

特に決められていません。「家庭決算書」のデータも入力ごとに更新されますので、いつでも、入力したその場で、チェックすることができます。

Q

食料費などの入力データを品目ごとに並べ替えるなどして分析したいのですが、方法はありますか。

A

はい、あります。「科目月別残高」で食料費を選択し、「元帳」ボタンをクリックすると、月毎の日別明細一覧が表示されます。右肩にある「CSVファイルに書き出す」ボタンをクリックすると、CSVファイルとしてデータ保存ができます。エクセルなど表計算ソフトの機能を利用して、入力データの加工・分析が可能となります。

 

 

          その他

Q

このパソコンを新規に購入しましたが、シリアルナンバーを忘れてしまいました。再発行は、出来るのでしょうか。

A

代金のお支払い及びライセンスキーの管理は、すべてベクター社に
お願いしてあります。
したがって、この件については、直接ベクター社のほうへ
問い合わせをしていただきたいと思います。
(参考)

ベクター社の再発行のサービスは、つぎのようになっております。
(1)ベクター社のホームページのトップを開く
(2)ご利用案内の利用者の方へをクリック
(3)PCショップをクリック
(4)Q&Aお問い合わせをクリックし
(5)ライセンスキー到着後(ライセンスキーが正しく認識

されない)をクリック

してください。
  また、URLは、次のようになっています。
 http://shop.vector.co.jp/service/man/faq.html#Q022