依田宣夫の

日商簿記３級１００％合格目標講座

「日商簿記３級１００％合格目標講座」概要」

「試験問題を解く前に・・複式簿記の仕組み」

「 仕訳問題演習 」

「帳簿に関する仕訳問題」

「試算表作成のための仕訳問題」

「伝票に関する仕訳問題」

「精算表作成のための仕訳問題」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合格へのステップ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「簿記の仕組み」を理解する

（事実→仕訳→報告書）　

↓

　「仕訳」を早く正確にできるようにする　

↓　　　　

　　「計算」を早く正確にできるようにする　　　　　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　家計会計協会　

　　　　　　　　　　　　　　　「　第１１ステップ　　試験用練習問題（４）の解答　」　　

　　　　　　　　　　　　　　　この問題は、主として第５問対策の仕訳の問題です。

　　　　　　　　　　　　　　　　精算表問題は、出題形式が大体決まっていますので、

　　　　　　　　　　　　　　　　問題を解いて、計算のスピードや時間配分等を研究してください。

　問　次の決算整理事項等にもとづき、精算表を完成させなさい。

   　（１） 決算日に未処理分の仕訳

 　　　　１、現金過不足額（借方残６,０００円)のうち５,０００円は支払手数料の

　　　　　記入漏れであることが判明したが、残額については決算日現在その

　　　　　発生原因が依然として不明であったので適切な処理をした。

　　　　 　２、概算払いをしていた旅費３０,０００円の精算をした結果、現金５,０００円の戻し入れがあった。

　　　　　３、期中に小切手を振り出して支払った消耗品費５,０００円を８,０００円と

　　　　　記帳していたことが判明した。

 　　　　　　（２）　決算整理仕訳　

　    　1 期末商品棚卸高　２００,０００円。　なお、売上原価は「仕入」で計算する。

　　　　　　　　また、　期首繰越商品の金額は１５０,０００円。

　　　　　２、保険料一年分を、７月１日に全額支払った。　

　　　　　　　次期の費用として計上すべき金額を繰り延べる処理をする。　　　              

          　３、給料の前払分が５０,０００円ある。

　　　　　４、消耗品費の期末未使用分が２,０００円ある。

　　　５、受取手形および売掛金の期末残高に対して、差額補充法により２％の

　　　　　　　　貸倒引当金を設定する。　　　　　　　　

　　　　　６、備品について定額法により減価償却をする。　耐用年数：１０年　残存価額：０　

　　　　　７、建物について定額法により減価償却をする。　耐用年数：２５年　残存価額：取得原価の１０％

　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　           精　算　表

勘定科目	残高試算表		修正記入		損益計算書		貸借対照表
	借　方	貸　方	借　方	貸　方	借　方	貸　方	借　方	貸　方
現金	38,000
現金過不足	6,000
当座預金	85,000
普通預金	262,500
受取手形	５00,000
売掛金	180,000
有価証券	130,000
繰越商品	150,000
貸付金	500,000
仮払金	30,000
建物	6,000,000
備品	1,000,000
貸倒引当金		6,000
建物減価償却累計額		1,296,000
備品減価償却累計額		500,000
資本金		5,960,000
売上		2,250,000
仕　入	600,000
給料	385,000
旅費	39,000
保険料	70,000
消耗品費	8,000
広告宣伝費	17,500
支払手数料	6,000
支払利息	5,000
	10,012,000	10,012,000
雑　損
貸倒引当金繰入
消耗品
減価償却費
前払給料
前払保険料
当期純利益

（参照）

　　　　「ホップ・ステップ・ジャンプ仕訳法」による簿記3級100%合格目標講座 （拙著）

　　　　　第２章　基本編　第５節精算表編P１２１〜

　　　　　第３章　試験用練習問題と解答　第５節　P２７８〜

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