仕訳問題
問1、売上代金として受け取っていた250,000円の小切手を当座預金に預け入れた。なお、当座預金出納帳の
貸方残高は150,000円で、取引銀行との間には、500,000円の当座借越限度額の借越契約を結んでいる。
(解 答)
借方科目 |
金 額 |
貸方科目 |
金 額 |
当座借越
当座預金 |
150,000円
100,000円 |
現 金 |
250,000円 |
問2、店舗兼居住用の土地、建物の固定資産税90,000円と店主の所得税100,000円を現金で納付した。なお、
固定資産税の内1/3は居住用部分である。
(解 答)
借方科目 |
金 額 |
貸方科目 |
金 額 |
資本金
租税公課 |
130,000円
60,000円 |
現 金 |
190,000円 |
問3、期首時点で2年経過した備品(取得価額500,000円、耐用年数5年、残存価額:ゼロ、償却方法:定額法、
記帳方法:間接法)を、期末の12月に150,000円で売却した。代金は、翌月に決済されることになった。
なお、当年度の減価償却は月割りで計算すること。
(解 答)
借方科目 |
金 額 |
貸方科目 |
金 額 |
備品減価償却費
備品減価償却累計額
未収金
固定資産売却損 |
100,000円
300,000円
150,000円
50,000円 |
備品減価償却累計額
備 品 |
100,000円
500,000円 |
問4.建物を5,000,000円で購入し、代金は今月末に支払うこととした。また、取引に際して、仲介手数料
165,000円を現金で支払った。
(解 答)
借方科目 |
金 額 |
貸方科目 |
金 額 |
建 物 |
5,165,000円 |
未払金
現 金 |
5,000,000円
165,000円 |
問5.期間7ヶ月、年利3%で5,000,000円を貸し付けていた。本日満期日になり利息とともに小切手で返済を受け、
直ちに当座預金に預け入れた。なお、現在、当座預金は150,000円の借越となっている。ただし、当座借越の
科目は設定していない。(注)当座預金150,000円の借越は、当座預金の残高が貸方残となっていることを
意味する。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
当座預金 |
5,087,500円 |
貸付金 |
5,000,000円 |
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|
受取利息 |
87,500円 |
(注)当座借越の科目が設定されている場合は、次のようになります。
借 方 |
貸 方 |
当座借越 |
150,000円 |
貸付金 |
5,000,000円 |
当座預金 |
4,937,500円 |
受取利息 |
87,500円 | .
問6.青木商店へ商品350,000円を売り上げ、代金の内5,000円は手付金と相殺し、300,000円については、
小田商店振出し、田中商店受取の約束手形を裏書譲渡され 残額については掛けとした。なお、青木商店負担の
発送費6,000円については、現金で立替払をした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
前受金 |
5,000円 |
売上 |
350,000円 |
受取手形 |
300,000円 |
現金 |
6,000円 |
売掛金 |
45,000円 |
|
|
立替金 |
6,000円 |
問7.1株につき50円で取得した株式1000株のうち300株を、1株60円で売却し、代金は、小切手で受け取り、
直ちに当座預金に預け入れた。
( 解 答 )
借 方 |
貸 方 |
当座預金 |
18,000円 |
有価証券 |
15,000円 |
有価証券売却益 |
3,000円 |
問8、備品を購入し、代金210,000円のうち60,000円は小切手を振り出して支払い、残金は3回の均等払い
により毎月末に支払いとした。
( 解 答 )
借 方 |
貸 方 |
備品 |
210,000円 |
当座預金 |
60,000円 |
|
未払金 |
150,000円 |
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問9、商品250,000円を仕入れ、代金のうち200,000円については、先に受け取ったA商店振出しの約束手形を
裏書譲渡し、20,000円については現金で支払い、残額については、掛とした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仕入 |
250,000円 |
受取手形 |
200,000円 |
|
現金 |
20,000円 |
買掛金 |
30,000円 |
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問10、今月分の給料総額300,000円のうち、所得税の源泉徴収分20,000円を差し引き、手取金
280,000円を従業員の口座に当座預金口座から支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
給料 |
300,000円 |
所得税預り金 |
20,000円 |
|
当座預金 |
280,000円 |
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問11、出張中の従業員が帰店し、旅費交通費の精算を行い、現金で残額5,000円の返済を受けた。なお、従業員
の出張にあたり、旅費の概算額30,000円を現金で渡した。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
現 金 |
5,000円 |
仮払金 |
30,000円 |
旅費交通費 |
25,000円 |
|
問12、商品100,000円を仕入れ、代金のうち50,000円は約束手形(当店を受取人とする手形)の
裏書譲渡による支払いをし、残額については掛けとした。なお、引取運賃1,000円については、
現金で支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仕入 |
101,000円 |
受取手形 |
50,000円 |
|
買掛金 |
50,000円 |
|
現 金 |
1,000円 |
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問13、得意先が倒産し、売掛金50,000円の貸し倒れが生じた。なお、貸倒引当金の残高は20,000円である。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
貸倒引当金 |
20,000円 |
売掛金 |
50,000円 |
貸倒損失 |
30,000円 |
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問14、期首に、備品(取得価額300,000円、耐用年数5年、残存価額:取得価額の10%、償却方法:
定額法、記帳方法:間接法)を150,000円で売却した。代金は、翌月に決済されることになった。
なお、備品の経過年数は、2年である。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
備品減価償却累計額 |
108,000円 |
備品 |
300,000円 |
未収金 |
150,000円 |
|
固定資産売却損 |
42,000円 |
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問15、得意先から、送金小切手380,000円が送られてきたが、その内容は不明である。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
現金 |
380,000円 |
仮受金 |
380,000円 |
|
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問16、買掛金350,000円の決済のため小切手を振出して支払った.。なお、当座預金残高は、100,000円で
あったが、取引銀行と当座借越契約(借越限度額500,000円)を結んでいる。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
買掛金 |
350,000円 |
当座預金 |
100,000円 |
|
当座借越 |
250,000円 |
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問17、商品50,000円を売り上げ、代金として当店発行の商品券30,000円分を引き取り、差額は現金で受け
取った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
商品券 |
30,000円 |
売 上 |
50,000円 |
現 金 |
20,000円 |
|
問18、店舗兼住居用の建物の火災保険料200,000円と店主の所得税87,000円を現金で支払った。ただし、
火災保険料のうち30%分は、店主個人住居部分に対してである。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
保険料 |
140,000円 |
現金 |
287,000円 |
資本金
(又は引出金) |
147,000円 |
|
問19、出張中の従業員から80,000 円が当座預金に振り込まれた旨の通知が取引銀行からあったが、その内容は
不明のため仮勘定で処理をしていたが、振り込まれた内容は、売掛金の回収額60,000円と新しい注文の
手付金 20,000円であることが分かった。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仮受金 |
80,000円 |
売掛金 |
60,000円 |
|
前受金 |
20,000円 |
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問20、得意先から売掛代金として回収した手形200,000円を、銀行で割り引き、手取り金198,000円を
当座預金とした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
当座預金 |
198,000円 |
受取手形 |
200,000円 |
手形売却損 |
2,000円 |
|
問21、建物を購入し、代金5,000,000円は、今月末に支払うこととした。なお、印紙税および仲介手数料の
代金100,000円のうち30,000円は現金で支払い、残金は、小切手を振り出して支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
建物 |
5,100,000円 |
未払金 |
5,000,000円 |
|
現 金 |
30,000円 |
当座預金 |
70,000円 |
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問22、得意先から、送金小切手380,000円が送られてきたが、その内容は不明のため仮受金の処理をしていたが、
本日その内訳が売掛金の回収が300,000円、残金は、注文を受けた商品200,000円の内金であることが
判明した。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仮受金 |
380,000円 |
売掛金 |
300,000円 |
|
前受金 |
80,000円 |
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問23、仕入先やまだ商店にかねて注文していた商品250,000円が届いた。代金のうち以前支払った手付金
20,000円を差し引いた残金については、100,000円は売掛金のある得意先を名宛人とする為替手形を
振り出して支払い(手形の振り出しに当たっては、得意先の引受けを得ている)、残額については、約束手形を
振り出して支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
仕入 |
250,000円 |
前払金 |
20,000円 |
|
売掛金 |
100,000円 |
支払手形 |
130,000円 |
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問24、車両(取得価額300,000円、耐用年数6年、残存価額:取得価額の10%、償却方法: 定額法、
記帳方法:間接法)を、6月30日に150,000円で売却した。代金は、翌月に決済されることになった。
なお、車両の経過年数は、2年である。減価償却については、月割り計算による。また、会計期間は、
1月1日から12月31日である。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
車両減価償却累計額 |
90,000円 |
車両 |
300,000円 |
減価償却費 |
22,500円 |
|
未収金 |
150,000円 |
固定資産売却損 |
37,500円 |
問25、1株につき100円で1000株を買い入れ、代金は売買手数料2,000円とともに小切手で支払った。
なお、当座預金の残高は50,000円あるが、借越限度額300,000円の当座借越契約を結んでいる。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
有価証券 |
102,000円 |
当座預金 |
50,000円 |
|
当座借越 |
52,000円 |
|
|
|
|
問26、前期に生じた売掛金300,000円が得意先A商店の倒産により回収できなくなったため、貸倒れとして
処理する。なお、貸倒引当金の残高は250,000円である。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
貸倒引当金 |
250,000円 |
売掛金 |
300,000円 |
貸倒損失 |
50,000円 |
|
問27、額面2,000,000円の社債を額面100円に付き97.50円で購入し代金は購入手数料6,000円と
ともに小切手を振り出して支払った。なお、当座預金の残高は1,500,000円であるが、借越限度額
1,000,000円の当座借越契約を結んでいる。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
有価証券 |
1,956,000円 |
当座預金 |
1,500,000円 |
|
当座借越 |
456,000円 |
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問28、従業員の給料支払いに当たって、給与総額600,000円のうち、所得税の源泉徴収分50,000円と
社会保険料の30,000円分を差し引き、残金を現金で支給した。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
給料 |
600,000円 |
所得税預り金 |
50,000円 |
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社会保険料預り金 |
30,000円 |
現金 |
520,000円 |
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問29、以前に購入していた土地(購入価格650000円、購入手数料30000円)を800000円で売却し、
代金は500000円は約束手形で受け取り、残金は後日受け取ることとした。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
受取手形 |
500,000円 |
土地 |
680,000円 |
未収入金 |
300,000円 |
固定資産売却益 |
120,000円 |
問30、得意先A商店に商品300,000円を売り、代金の内100,000円はすでに受け取っていた手付金と
相殺し残額についてはX商店振り出しのA商店受け取りの約束手形の裏書譲渡を受けた。なお、当店負担の
発送運賃2,000円は現金で支払った。
(解 答)
借 方 |
貸 方 |
前受金 |
100,000円 |
売 上 |
300,000円 |
受取手形 |
200,000円 |
現金 |
2,000円 |
発送費 |
2,000円 |
|
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